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気まぐれの風

気まぐれの風

流氷ツアー 

2003年2月11日から13日の2泊3日で網走の流氷を見に行ってきました。
「マイナス15度だよ」とか言われて恐怖に思い、ロングダウンや雪靴を買ったりしましたが、
いつもの行ないが良いので天候に恵まれ、寒さを気にすることなく楽しめました。

2月11日

8:30羽田発でいざ中標津へ!
狂牛病騒ぎ以来?飛行機での食事がなくなってしまって寂しい。
でも、限定のゆずジュースを飲めてちょっとうれしい(*^▽^*)

中標津に着いて驚いた。
だいぶ小さな飛行場だけどとっても綺麗!
バスに乗るのに外へ出ても東京とそう変らない気温って感じ。

弟子屈でシーフードカレーを食べた。
丹頂鶴自然公園の鶴見台で丹頂を見る。
何年か前の夏、釧路湿原で見た丹頂を想像していたので全然期待していなかった
けど、すごい数の丹頂!
鳴き声も「鶴!!」って感じで感動した。
羽根を広げて踊っているのもいた。
見ていると釧路湿原から飛んできて舞い降りる姿に更に感動した。
鶴が飛ぶところなんてTVでしか見たことないものぉー\(*^▽^*)/
そう、丹頂は渡り鳥ではないらしい。
釧路湿原にいるのがここ丹頂鶴自然公園で餌付けしているので冬になると餌を求
めて来るらしい。

今日のお宿は「ホテルエメラルド」。
エメラルド、ステキな名前だけど地名でもないし、ちょっと胡散臭いと思ってい
たけど、とっても良いホテルだった。
特に夕飯はバイキングでどれもこれも美味しいし!
お風呂も炭のシャンプー、リンス、ボディーシャンプー、オレンジのシャンプー、
リンス、ボディーシャンプー、白樺のシャンプー、リンス、ボディーシャンプー、
それに特に感激したのがスリムソルトとか言うボディーシャンプーとマッサージ
ソルトが一緒になったものがあった。そう、これも何種類かあったっけ。

ご飯食べてお風呂の前に阿寒湖の花火を見に行った。
8時ぐらいから5分しかやらないってことだけど毎日らしいから仕方ないよね。
天気も良かったので空気も透きとおっていて花火もくっきり鮮やかに見えた。


2月12日

今日はメインイベントの流氷を見る日!
天気も良さそうだし、ワクワクモード!

ホテルの朝食は洋食にした。
和食と洋食があったのだけど和食はバイキングで洋食はセットメニューと言われ
たので昨日バイキングで食べ過ぎているし、バイキングだとまた苦しいほど食べ
てしまうと思ったから。
でも、セットメニューの洋食もすごい豪華なものだった。
一人鍋用のコンロの上にはベーコンと目玉焼きが乗ってジュージューと音を立て
ていた。
せっかくの北海道だから牛乳も飲みたいし、朝のオレンジジュースは健康的だし、
と思っていたらまたまた満腹状態( ̄□ ̄;)!!
厚切りハムも「さすが北海道ね!」という味だから残せないしねー。
今回の旅行で何キロ増えるか心配しながら平らげちゃった。

初めに摩周湖。
霧の摩周湖って言うけど、晴れ女でいつも行いの良い私たちなので中ノ島ははっ
きりくっきり見えました( ̄□ ̄;)!!見えちゃいけないのかぁ。。。
それにしても綺麗だったなぁ。

それから硫黄山。
箱根の大涌谷みたいなもんだけどねー。

昼食は本当の網走刑務所の近くのお土産屋さんの2Fで海鮮どんぶりをいただきま
した。はじめて知ったのが「とびっこ」。これはトビウオの卵だそう。トビウオ
の卵かぁ。。。

それから天都山にある流氷博物館に行った。
別途入場料が必要とのこと。
別に入らなくてもいいかなぁ、と思っていたけどクリオネが見れると言われたの
で500円ぐらい払って入った。
大きな流氷の塊が何個もあって、その上にはキタキツネ、オジロ鷲などの剥製が
飾ってあって、「あー、おーろら号に乗ったらこんな風景が見れるのかなぁ」と
ワクワク!
入り口でもらった濡れタオルを中で振り回し「しばれ(寒い)体験」を体験!
10回も振り回すとタオルが凍ってしまうからやっぱすごい寒さなのねー。

いよいよ流氷です。
15:30の乗船だからもしかしてサンセット?と思ったけど、さすがに16時ごろじ
ゃ陽はまだ暮れないかぁ。
でも、写真撮るにはやっぱり明るいほうがいいもんねー。
大きな流氷をガツン、ゴツン、バリバリ、ガシャーン!と壊しながら進んでいく
我らが?「おーろら号」!
迫力満点でした!
バスのガイドさんが教えてくれたように乗船した時はまだオープンされていない
1F右側の甲板。
出航してからすぐに甲板に出て見る位置を確保しました。
ちょっと狭かったけどしっかり見れて良かった。
バスガイドさんの話はちゃぁーんと聞いておくもんですねー。

網走湖畔ホテルに着いたら、昨日のホテルよりちょっと老舗風の風格があった。
私たちのバスのメンバーをホテルマン?のお兄さんが案内してくれた。
案内してくれるなんて!って驚き感激していたら、そーか部屋までが遠いのね..。
寒い渡り廊下(外ではないのだけれど寒かった)を通り別館へ。
私たちの部屋は5F。

部屋に入ったらやっぱり昨日より広くて感激!
ベットが2つに畳が6畳はあると思う。
それに窓側に応接セット。
部屋のお風呂もトイレとは別々になってるし、洗面台も別!
んー、使い良さそう!

今日も網走湖で催しがあるらしいのでお風呂に入らないでご飯を先に食べた。
広いお座敷に一人一人のお膳で、前の人とは2mぐらい離れている。
これじゃぁ話ができないじゃないのぉ!と思いながらも食べるのに必死!
あっと言う間に一時間が過ぎていて網走湖でやるお祭りの送迎バスの時間が迫っ
ていた。
部屋に戻って身支度して、バスに乗り込み5分ぐらい...。

バスから降りてライトアップされている方へ歩いていくと「かまくら」が沢山あ
って感激!
湖の中央辺りには東京農大の名前の入った気球があった。
「乗りたぁーい!!」

事務所で1,500円のチケットを購入!
気球のところへ行ってみると結構並んでる。
私たちが帰る時間は決まってるからちょっと心配だった。
風は吹いていないし、ロープで地上につながっているから安心していたけど上空
には少し風があるみたい。
降りようとして途中まで降りてきた気球がまた上空に上がっていってしまったり
して私はうらやましかったけど、周りの人は「きゃぁー、怖い」とか「やっぱり
止めようかなぁ」とか言っていた。
順番が来て乗ってみると全然怖くない。
それに約20mぐらいしか上がってないから思ったより感動しなかった。
でも、何年か前の夏に釧路湿原で気球に乗ろうとしたけど天候不良で乗れなかっ
たからやっぱりうれしい!

こんな2泊3日の旅でついでに気球に乗れるなんてやっぱラッキーよねー。

ホテルに戻ってお風呂に入った。
昨日のホテルよりも設備が充実してなかったけど、メンバー全員で露天風呂に入
れてゆっくりできたから、まぁいいかぁ。


2月13日

早いねー、3日間。
今日のメインは「網走監獄博物館」です。
メンバーの一人は行きたくないモードだったけど仕方ないよね、みんな行くから。
ここも別料金。
それにここに行かなかったらみんなが戻ってくるまでバスで待ってないといけな
いしねー。

朝一番の観光客だったみたい。
説明の人が一人付いて約1時間でした。
今でもこんなに寒いのに昔にここに入っていた人が辛かっただろうなぁ。
まぁ、悪いことして入るんだから仕方ないけどね。

雑居房や独房に人形が置いてあってリアル。
初めて見たときは結構驚いた。
説明の人に「上を見てください」と言われ、見ると脱獄しようとしている人がふ
んどし姿で梁を登っていた。
この人にはドラマがあった。
それがテレビ化されたのを見たことがあったので結構感動した。

次に濤沸湖で白鳥を見た。
小さいときに最初に物語で知る鳥。
ロマンチックだ。

近くで見ても綺麗な羽根だった。
東京近郊の公園にいる白鳥とは違うのねー。
でも、餌の食パンの取り合いはすざましかった。
食パンを取り合っていたのだけど一羽の白鳥がもう一羽の白鳥の首を噛んでその
まま湖の中へ・・・。

それだけでも「きゃぁー、結構野蛮なのね」と思ったのだけど、なかなかその首
を離さない。もう離すだろうと見ていたけどまだ離さない。
思わず「死んじゃう!」って言ったら隣のおじさんに驚かれた。
だって2、30秒は水の中に入れられていたと思う。

でも、そのやられていた白鳥もケロっとしていた。
そーか、水鳥だもんね。

何か目新しいものがあるかと思い、売店に行ったらなんとそこにはインスタント
コーヒーの空きビンに入れられたクリオネがいた。
なぁーんだ、流氷博物館でわざわざお金払って見なくてもここで見れたんじゃん!

最後に海鮮市場に行って「要冷蔵」のお土産を買う。と思ったけど、なんか東京
のデパートと値段は変らないし、試食してみても「美味しーっ!!」って思うも
のはなかったので止めた。
市場の横で5分4,000円ぐらいでヘリコプターに乗れると言う!
昨日の気球に続いて私の乗りたかったものに乗るチャンスがこんな形でくるなん
て!
しかし、一緒に行ったメンバー誰も乗らないと言うことで私も諦めた。
だっていくら楽しくてもひとりっきりじゃ楽しさ半減しちゃうものぉー。
きっといつかステキな人が東京ヘリ・ナイトクルージングに連れて行ってくれる
だろうから???楽しみに取っておくことにした。

空港でアイスクリームを食べた。
だけどそこらの喫茶店で出てくるような半球体のが2つ器に入っている代物だっ
た。
そー言えば釧路空港でも大したメニューはなかったなぁ。
空港なんて利用客多い気がするけどね。
それに北海道なんだから北海道特産物のメニューを置いて欲しいよ。
各地区の空港のレストランに告ぐ!
各地特産物をメニューにするべし!!


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